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革小物づくり一筋50年の工匠(職人)

使う人の気持ちを一番に考えたモノづくりをしていきたい。

1950年 群馬県生まれ 50年に渡って革小物(主に財布)の製造に携わり、
職人として常に第一線でこだわりブランド・こだわりショップのための商品を作り続けております。
工匠 飯野 守正

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お客様のオーダーに応えて革小物を製作するのは飯野守正さん。この道一筋50年という熟練の工匠です。革小物づくりは、緻密で繊細な作業の積み重ね。たとえば、ごく一般的な財布でも、なんと40種類ものパーツからできているのだとか。 飯野さんの仕事は、型紙を作り、革切り包丁を使って小さなパーツをひとつひとつ正確に裁断していくところから始まります。そして次に行うのが“革漉き(かわすき)”。重ねて縫い合わせたり、折り返したりするヘリの部分の革を、専用の機械で薄く削っていく作業です。「財布づくりの6割が“革漉き”で決まる」と語る飯野さん。そんな飯野さんのこだわりは、仕上がりの美しさと丈夫さを兼ね備えた絶妙な厚みに漉きあげること。見えないところにも、長年の経験と技が隠されています。

パーツの準備が整うと、次は組み立て。のり着け、貼り合わせ、ヘリ返し、コバ磨きなどの工程を経て、ミシンや手縫いでていねいに仕上げていきます。ミシン目の美しさも大切なポイント。縫う場所によって厚さが異なるため、きれいなピッチでステッチをかけるには高度な技術が必要です。だから飯野さんは、ミシンのコンディションを常にベストに保つことにも力を注いでいます。

「毎日革小物を作り続けていても、いつも完璧なものが作れるわけではない。」と自らの仕事に常に厳しい目を向ける飯野さん。ひとつの作業がうまくできて、次の作業がうまくできる。それが最後まで積み重なってはじめて、納得のいくものができたと思えるのだそうです。そのためには、自分自身の体調管理も大切なのだとか。そんな匠の技術と職人魂に、ぜひ間近で触れてみてください。


伝統の技を受け継ぐ若手工匠

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飯野さんの熟練の技を受け継いでカルクルのモノづくりを支えるのが、もう一人の工匠・佐藤さん。 ハンドメイドをコンセプトとするレザーファッションブランドのプロビルダー歴8年。カルクルでの経歴を合わせてこの道10年。革の裁断面をそのまま生かした「切れ目」技術を得意とする若手工匠です。店内の工房で繰り広げられるスピード感あふれる技とパフォーマンスに注目してください。

工匠  佐藤 忠

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※カルクルオンラインショップでは、カルクルの取扱いアイテムを詳しくご紹介しています。